【響かない文章の特徴】
“なんかいまいち”読み手に、響かない、、、
という文章を書いてしまう。
自分か書いた文章に、
・納得いかなかったり、
・思った反応を得ることができなかったり、
・思っていることを伝える文章になっていなかったり、
そんな経験をお持ちの方も多いかもしれません。
打破しましょう!
『文章が抽象的ではないですか?』
読み手に響かない文章の特徴の一つとして、
≪抽象的な表現が多い≫ことが挙げられます。
少し踏み込むと、「省略」「一般化」「歪曲」といった、
再分化もできるのですが、ここでは簡単にイメージしていきましょう。
たとえば、
・もっと幸せになりたい
・成功したい
・あの人はいい人です
・私はダメな人間なんです
・束縛された生活が苦しい
といった表現って、思わず使ってしまいそうになります。
でも、これって極めてあいまいな表現ですよね。
これでは、「人を動かす文章」には、なりません。
抽象的な表現は、書くことが楽なんですね。実は。
だから、気にしていないと、思わず抽象的になりがち。
具体的にしようと思えば、思うほど、
脳に汗を書かなければならないですからね。
ちょっとの汗で、大きな変化をもたらすヒントをお伝えします。
では、どうすれば、【抽象的】⇒【具体的】にできるのか?
抽象的だなぁ、と思う文章に対して、
「なぜ?」「つまり?」「ということは?」と、
自分で突っ込みを入れるだけでも、OKです。
上記の例を使って、
もう少し具体的にしていきましょう。
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・もっと幸せになりたい
⇒「誰と比べて?」「何と比べて?」「どの~と比べて?」
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・成功したい
・あの人はいい人です
⇒「誰が?」「いつ?」「何が?」「どこで?」「誰に?」「何を?」
———————–
・私はダメな人間なんです
⇒「誰がそう決めたの?」「どんな基準で?」「どんな理由で?」
———————–
・束縛された生活が苦しい
⇒「具体的いうと?」「何について?」
———————–
といった、感じで、ほんの少し深くするために、
【質問】を自分に投げかけてみましょう。
例文も書いてみましょう。
———————–
私は小さい時からダメな子だったので、
当時、バカにされていたことを見返すために、
どうしても成功したいと思っていました。
———————–
↓ 具体化
———————–
私は、小学生低学年の頃から、母親に、
「本を読みなさい。本を読まないからあなたはバカなのよ」
と言われ、自分のことをずっとダメな子だと思っていました。
でも、そんな母親を見返すために、驚かすために、
会社で出世し、ゆくゆくは起業・独立して、
妻と子供3人の笑顔に囲まれた幸せな家庭を築くという、
私の中での“成功”を、手に入れたいと思っていました。
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読み比べてみて、いかがでしょうか。
どちらが感情移入して読むことができますか?
“抽象的な文章”と“具体的な文章”の違いを感じてみてください。
具体的にするために、はじめは意識的に【質問】をする必要がありますが、
慣れて習慣化されてくると、自然に具体的な文章が書けるようになります。
抽象的な文章に気持ち悪さ、を感じるようになるかもしれません。
そうなれば、しめたものです♪
ぜひ、まずは、
最近、書いたあなたの文章をチェックしてみてくださいね。
【抽象的な文章】を【ほんの少し具体的】にするだけでも、
文章の訴求力はアップしますよ!
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