「風が吹けば桶屋が儲かる」
というお話しをご存知でしょうか?
今日は、文章をスラスラ書くためのコツをお伝えします。
いざ文章を書こうと思うと、思うようにペン(キーボード)が進まない経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?何も書けずに時間が過ぎていくことに焦りを感じ、ますます手が動かなくなるあの嫌な体験を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
そういったときに思い出して欲しいことが、
「見出し」を先に作るというテクニックです。
これから書くことの要所要所の見出しを先に作ってしまい、全体像を書き始める前に把握してしまえば、驚くほど速く文章を書くことができます。
全体像が見えることで、安心して取り組めますし、全体を踏まえながら文章を書けるので、非常に一本筋の通った(論点のしっかりとした)文章が書けるようになります。
さて、
「風が吹けば桶屋が儲かる」
どうして、「風が吹く」⇒「桶屋が儲かる」なのでしょう。
説明してみてください。どうぞ。
まったくつながりのない「原因」と「結果」ですので、知らなければ説明することはなかなか難しいと思います。
ではこれを、
・風が吹く
↓
・埃(ほこり)が舞う
↓
・目に入ってこする
↓
・失明する人が増える
↓
・三味線弾きが増える
↓
・三味線がたくさん必要
↓
・三味線に使うネコの皮がたくさん必要
↓
・ネコが町からいなくなる
↓
・ネズミが増える
↓
・桶がかじられる
↓
・桶を買う人が増える
↓
・桶屋が儲かる
と、見出しで分けてみるとどうでしょう。
かなり説明しやすくなりませんか?
全体像と見出しがみえてくると、文章が書きやすくなるイメージを感じていただけたと思います。
余談ですが、「風が吹く」⇒「桶屋が儲かる」のように、まったくつながりのない「原因」と「結果」を結びつける練習は非常によい訓練になります。
「しゃっくりがでると、iphoneが売れる」
みたいに、思い付いたことで、遊び感覚でやってみると楽しいですよー。
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※日本一の経営コンサルタント神田昌典氏が『生涯手放せないツール』
と語る型を、私が10年間文章を書いてきた実践と経験でアレンジ。
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